日本頭痛学会

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2017年頭痛学会ニュースレター <第26号(新春号)>

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1) 日本頭痛学会代表理事 鈴木則宏先生よりご寄稿

2) 第9回頭痛専門医試験講評

3)日本頭痛学会誌の論文投稿および査読のオンライン化について

4)日本小児・思春期頭痛研究プロジェクトについて

5)最近の頭痛研究トピックス(広報委員会から最新の論文をご紹介)

【1】 日本頭痛学会代表理事 鈴木則宏先生よりご寄稿

一般社団法人日本頭痛学会 代表理事 鈴木則宏先生

「2017年 新年のご挨拶」
皆様、明けましておめでとうございます。皆様には、新たな希望を胸に、さわやかな新春を迎えられたことと存じます。

さて、日本頭痛学会では、これまで教育事業の充実に積極的に取り組んでまいりましたが、毎年行われる総会時には教育講演会を開催に加え、総会の会期とは別に「Headache Master School Japan」として、「頭痛診療」および「頭痛学」についての教育講演会を2014年から毎年開催しております。 2014年には大阪市と東京都で、2015年には東京都で1回の開催となりましたが、2016年には盛岡市と大阪市で開催されました。 この教育事業のきっかけは、2013年3月に東京で開催された国際頭痛学会の教育事業「Headache Master School 」が初めてアジアで開催され成功を収めそのレベルの高さに国際的も評価を得ることができたことであると考えております。 その実施と継続性は教育委員会および教育セミナー関連委員会の努力の成果であります。 「Headache Master School Japan」は会員の生涯教育を主な目的としていますが、日本頭痛学会認定頭痛専門医の育成をも目的としています。 頭痛専門医は、2016年度第9回資格認定試験までで883名認定されていますが、まだまだわが国の頭痛患者の診療を満足させるに至っていないと考えられます。 また、地域別での偏在も顕著であります。わが国での頭痛専門医の分布の均霑化は、最新の頭痛診療をあまねく全国民に提供するためには必須であります。 その目的達成のためにも「Headache Master School Japan」で研修を修め、頭痛専門医試験受験資格を得て、専門医資格を得ていただくことはきわめて重要な事業と思われます。 「Headache Master School Japan」には、毎回200名前後の参加者を得ており、本年度もその実施が静岡市で予定されております。

日本頭痛学会は現在、会員数2500人の大規模な学会となり、専門医・指導医の育成も順調に進んでおります。 しかしながら、日本専門医機構による専門医制度が現在においても未だ確定したとはいえない状況の中で、広告可能な専門医としての頭痛専門医の確立に向けて、日本頭痛学会としてどのように活動を専門医機構あるいは厚労省に対して展開していくかが本年の課題になるものと考えています。

本年は第45回日本頭痛学会総会が11月10・11日の会期で大阪国際交流センターにて竹島多賀夫会長のもとで開催されます。 会員のパワーが結集され、素晴らしい実りの多い総会になることと確信しております。 本年も皆様方のご活躍とご協力とを期待しています。

【2】 第9回頭痛専門医試験講評

2016年8月6日(土)に東京で実施されました第9回頭痛専門医試験の講評が紹介されています。頭痛専門医の受験をお考えの方はぜひ、ご一読下さいますようお願い申し上げます。
http://www.jhsnet.org/information/20161124_info.html

【3】 日本頭痛学会誌の論文投稿および査読のオンライン化について

日本頭痛学会誌の論文投稿および査読がオンライン化されました。 オンライン投稿・査読システム「ScholarOne Manuscripts」を導入し、これにより、投稿いただいた論文の査読過程がこれまでより大幅に迅速化されることになります。 オンライン投稿は、https://mc.manuscriptcentral.com/jjh または、日本頭痛学会ホームページよりご投稿をお願いいたします。 上記 URL 画面から、ユーザーアカウントを作成し、画面右上の「投稿 規定・各種書類」リンクにございます「投稿マニュアル」をご参照の上、ご投稿ください。 ぜひ、これを機会に、積極的なご投稿をお願い申し上げます。 http://www.jhsnet.org/information/20161003.pdf

【4】 日本小児・思春期頭痛研究プロジェクト(JACAH)について

平成23年10月に,小児頭痛診療に興味を持つ会員有志より設立提案されました,「日本小児・思春期頭痛研究プロジェクト―The Japanese Children and Adolescents Headache Project (JACAH)―」は,理事会で稟議され,日本頭痛学会のタスクフォースとして承認されました。 5年が経過した現在, 改めて新規参加者を募り,既登録者の再登録をすることにより,近年関心が高まってきた小児頭痛診療・研究のより一層の充実を図りたいと考えています。 参加ご希望の方は、頭痛学会トピックスにアクセス頂き、ご登録をお願いします。 http://www.jhsnet.org/jacah_project.html

【5】 最近の頭痛研究トピックス(広報委員会から最新の論文をご紹介)

片頭痛患者の31日間にわたるfunctional MRI所見の連日記録
Schulte LH, et al. The migraine generator revisited: continuous scanning of the migraine cycle over 30 days and three spontaneous attacks. Brain 2016;139:1987-1993. 掲載日:2016/12/13

小児片頭痛患者に対するアミトリプチリンとトピラマートによる発作予防効果
Powers SW, et al. Trial of amitriptyline, topiramate, and placebo for pediatric migraine. N Engl J Med 2016 DOI: 10.1056/NEJMoa1610384 掲載日:2016/12/01

自然発生片頭痛発作時における視床大脳ネットワーク活動
Coppola G, et al. Thlalamo-cortical network activity during spontaneous migraine attacks. Neurology 2016;87:1-7. 掲載日:2016/11/14

編集後記

【日本頭痛学会 企画・広報委員会】
ニュースレターに関するご意見、お問い合わせは、<info@jhsnet.org>までお願い致します。