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小児にはどのような頭痛が多いか |
推奨 |
小児の一次性頭痛の代表的なものは,片頭痛と緊張型頭痛である.国際頭痛学会( IHS )( 1988 )の基準による有病率は,人口統計を基盤にすると,平均して,片頭痛 7.41 %,緊張型頭痛 13.3% であり,各クリニックにおいては,平均すると片頭痛 53.3 %,緊張型頭痛 30.3% である |
推奨のグレード |
B |
背景・目的 |
過去の小児の頭痛の有病率の大多数は,片頭痛についてである.小児片頭痛の有病率については, Bille が 1955 年, Uppsala 市(スウェーデン)で行った先駆的疫学研究がある. Vahlquist の基準によるこの報告では,学童の片頭痛の有病率は 3.9 %であった. 1988 年, IHS の基準が導入され,この基準を用いた片頭痛,そして緊張型頭痛の有病率の報告が,散見されるようになった.小児においても,頭痛を疾患単位に位置付け,わが国にも,小児頭痛専門外来が開かれることが期待される.
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解説・エビデンス |
IHS ( 1988 )の診断基準による,人口統計を基盤とした小児頭痛の有病率は以下である. 片頭痛: 2.97?11.0 (平均 7.41 )% 7 論文 1-8) 前兆を伴わない片頭痛: 2.2?7.8 (平均 3.93 )% 4 論文 1-4) 前兆を伴う片頭痛: 0.62?2.8 (平均 1.93 )% 4 論文 1-4) 緊張型頭痛: 0.9?24.7 (平均 13.3 ) % 4 論文 2) 6)7)8) 反復発作性緊張型頭痛: 12?23.2 (平均 17.6 %) 2 論文 5)6) 慢性緊張型頭痛: 1.5% 1 論文 6) 各論文の対象人口と年齢 1) 1083 人( 3-11 歳) 2) 2165 人( 5-15 歳) 3) 1445 人( 11-14 歳) 4) 4000 人( 4-15 歳) 5) 1135 人( 12 歳) 6) 5562 人( 8-16 歳) 7) 8255 人( 13-18 歳) 8) 1850 人( 7-15 歳) IHS の 診断基準( 1988 )による,クリニックの小児頭痛の有病率は以下である. 片頭痛: 44.4-61 (平均 53.3 )% 4 論文 9-13) 前兆を伴わない片頭痛: 24.4?52.7 (平均 33.3 )% 5 論文 9-13) 前兆を伴う片頭痛: 4.1?16.4 (平均 11.2 )% 4 論文 9-13) 緊張型頭痛: 19.0?38.0 (平均 30.3 ) % 論文 9-13) 反復発作性緊張型頭痛: 12.7?20.9 (平均 18.0 )% 4 論文 9)10)12)13) 慢性緊張型頭痛: 2.2?7.2 (平均 5.1 ) % 4 論文 9)10)12)13) 各論文の症例数と年齢
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参考文献のリスト |
1) Mortimer MJ,Key J,Laron A. Epidemiology of headache and childhood migraine
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検索式・参考にした |
検索式: 最終検索日 04/11/28 |